竹村勝行(第10回レインボーマーチ札幌実行委員)

Rainbowmarchlogo LGBTの存在を社会にアピールする「レインボーマーチ札幌」が開催されて今年で10回目を迎えます。最初200人だった参加者は現在千人近くにまでなり、パレード終了後の札幌市長の挨拶は、毎年恒例になりました。レインボーマーチは、応援してくださるみなさんのおかげで成長を続けてこれたと思います。
レインボーマーチは、日ごろ抑圧されている気持ちが解放され、自分のセクシュアリティが祝福される、そういう場所です。しかし、笑顔でパレードに参加しているみなさんを見て、パレードが終わった次の日からも、自分のセクシュアリティに誇りを持って生活ができているのかなと、思うことがあります。
「Act Against Homophobia」は、明るい要素でホモフォビアをなくしていこうというパレードとはまた違う、社会全体のホモフォビアに真正面から向き合うアクションです。アプローチの仕方は違いますが、目標は全く同じです。
「Act Against Homophobia」によって、LGBTが1年中自分らしい生き方ができる社会をめざして、レインボーマーチも活動していきたいと思います。