堀江有里(ほりえゆり)さん(日本基督教団・牧師)

レズビアンとしてカミングアウトして生きることで、たくさんの思いがけない“出会い”を与えられてきました。しんどいことも、ある。苦しいことも、ある。でも、いくつもの“出会い”はわたしにとっての“宝物”です。その“宝物”は、この日本でも、きっとホモフォビアに抵抗していける、という“手ごたえ”をもたらしてくれます。世界中にホモフォビアをもたらしたキリスト教のなかに留まりつづけること――とりあえず”牧師”としての、わたしの課題です。
(信仰とセクシュアリティを考えるキリスト者の会(ECQA)代表)