平良愛香さん(牧師 「キリストの風」集会代表)

 人が自分と異なる存在を怖れるのは当然のことかもしれない。理解し合えないような気がするから。でも、人間は少しずつそれを乗り越えてきた。だからこそ共に生きることができるようになってきた。不安と嫌悪、それは人間がより豊かな関係を築けるようになるために「乗り越えなさい」と神から与えられたチャレンジなのかもしれない。
 牧師なので牧師の立場から一言申し上げます。「神学」は多様かもしれない。けれど、自分の嫌悪の感情を正当化するために聖書を利用するのはおかしいと思いませんか。