2006-04-25から1日間の記事一覧

きくちゆみさん(グローバルピースキャンペーン、平和省プロジェクト)

「同性愛者であっても、なりたい自分になれるよ、どんな職業にもつけるよ。だから、自分を否定しないで、自分を大事にしてね」と子どもたちに伝えるために、自らが同性愛者であることをカミングアウトした尾辻かな子さんの勇気と愛にエールを送り、Act Again…

岡野八代さん(立命館大学法学部教員)

〈自分だけじゃない〉との確信、〈それでいいんだよ〉の一言が、子どもたち・若者に世界の居場所を提供する。その逆に、誰かに向けられているわけでもない、根拠なき「自然さ」の押しつけが、これまで多くの人から声と命を奪ってきた。〈恐れなくていいんだ…

イダヒロユキさん

○「性的マイノリティ」が提起するもの―ホモフォビアとジェンダーフリー・バッシング性染色体、性腺、内性器、外性器、誕生のとき医者が決定する性、戸籍の性、二次性徴、性自認、服装や態度や振る舞いや話し方などのスタイル、性的指向、性的欲望スタイル、…

狩野晃一さん

Homophobia(同性愛憎悪)Homophobiaはヒューマニズムに対する冒涜であり、侵害です。ホモセクシュアルということは、ホモセクシュアルとして生きることであり、ホモセクシュアルとして人を愛することです。それはとりもなおさず、一人…

伏見憲明さん(作家)

「ホモフォビア」を訳すと「同性愛嫌悪」とか「同性愛恐怖」になるのだろうが、日本での「ホモフォビア」は、実際には、明瞭な輪郭を取らないところに特徴がある。言葉にはしないが侮蔑感がある、とか、何気なくその部分に触れないようにする、とか、感覚的…